妊娠中の頭皮トラブル、どう向き合う?フケが気になるときの対策
- 2026.5.18
- m.i journal vol.51
- コラム

妊娠中、突然フケが増えて頭皮がかゆくなった…そんな変化に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。実は、ホルモンバランスの乱れや生活リズムの変化は、頭皮環境にも影響することがあります。この記事では、妊娠中のフケの原因と、頭皮にやさしいケアの方法をわかりやすくお届けします。読み終えたころには、できることから少しずつ取り組むヒントが見つかるはずです。
妊娠中にフケが増える原因

妊娠中にフケが急に気になり始めた、という方は少なくありません。体の内側で起きている変化が頭皮の環境にも影響するため、妊娠前とは異なるトラブルが現れることがあります。まずはどのような原因が関係しているのかを知ることで、焦らず向き合えるようになるでしょう。
ホルモンバランスの変化による影響
妊娠中は女性ホルモンの分泌が大きく変化し、皮脂の量やバランスが乱れやすくなります。これにより頭皮が乾燥したり、逆に脂っぽくなったりすることがあるでしょう。頭皮の保湿機能が低下すると、角質がはがれやすくなってフケにつながる場合もあります。ホルモンの変化は妊娠中の自然な体の反応です。どうか自分を責めずにいてくださいね。
つわりや睡眠不足の影響
つわりがつらい時期はシャンプーが億劫になることもあり、ケアが後回しになりがちです。また睡眠が十分に取れないと、頭皮のターンオーバーが乱れてフケが増えやすくなる場合があります。「ちゃんとできていない」と感じても、無理は禁物です。体調と相談しながら、できる範囲でやさしくケアしてあげましょう。
フケの種類と特徴

ひとくちにフケといっても、乾燥が原因のタイプと皮脂が原因のタイプでは、見た目も頭皮の状態も異なります。自分のフケがどちらのタイプかを知ることが、正しいケアへの第一歩になるでしょう。
乾性フケ(カサカサタイプ)
乾性フケは、頭皮の乾燥によって皮膚の角質が細かくはがれ落ちたものです。白くて小さなフケが髪や肩に落ちやすく、頭皮がつっぱる感覚やかゆみを伴う場合があります。妊娠中は頭皮の保湿力が低下しやすいため、このタイプのフケが現れることも少なくありません。洗いすぎを避け、水分を補うやさしいケアを心がけてみましょう。
脂性フケ(ベタベタタイプ)
脂性フケは皮脂が過剰に分泌され、剥がれた角質と混ざり合ってできるものです。黄みがかってベタつきがあり、頭皮にこびりつきやすいのが特徴です。洗髪後もすっきりしない感覚が続くことがあるでしょう。妊娠中のホルモン変化で皮脂分泌が増えることがあるため、適切な洗浄と頭皮ケアが助けになります。
頭皮にやさしい習慣を意識しよう

フケの原因を知れば、日々の生活の中で意識できることが見えてきます。大切なのは、頭皮を「傷めない」こと。特別なアイテムがなくても、シャンプーの仕方やすすぎの丁寧さを変えるだけで、頭皮の状態は変わっていくことがあります。
シャンプーは1日1回で十分
シャンプーのしすぎは頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい、かえって乾燥を引き起こす原因になることがあります。洗えば洗うほど清潔というわけではなく、頭皮にとっては逆効果になる場合もあるのです。1日1回、やさしく洗うことを基本として、頭皮への余計な刺激を抑えましょう。つわりで気分がすぐれないときは無理せず、さっと流すだけでも十分なことがあります。
すすぎはていねいに、しっかり乾かす
シャンプーの洗い残しは頭皮の炎症やかゆみの原因になることがあります。すすぎはシャンプーの2倍程度の時間をかけ、丁寧に行うのがおすすめです。洗髪後はタオルで軽く押さえるように水気を吸わせてから、ドライヤーで根元までしっかり乾かしましょう。濡れたまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなるため、乾かすまでをセットで意識してみてください。
日常でできるフケ対策の基本

頭皮のトラブルには、毎日の小さな習慣の積み重ねが大切です。シャンプーの選び方や乾かし方を少し意識するだけで、頭皮の環境が整いやすくなることがあります。できることから少しずつ取り入れてみましょう。
やさしくシャンプーで洗う
シャンプーをする際は、指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗うと、毛穴の汚れが落ちやすくなります。妊娠中や季節の変わり目など、肌が敏感になる時期は、成分に敏感になる方も多い時期です。頭皮への刺激に配慮したアミノ酸系シャンプーや、保湿成分配合のシャンプーを選ぶことで、フケやかゆみが起こりにくい頭皮環境に整えましょう。
m.i.チェリッシュ マムシリーズのシャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分を使用し、頭皮に必要なうるおいを守りながら、やさしくすっきりと洗い上げます。
無理のない範囲で、ご自身の頭皮に合ったものを、少しずつ試してみてくださいね。
頭皮を傷めずに乾かす
タオルで頭皮をゴシゴシとこすると、摩擦によるダメージが蓄積しやすくなります。タオルは優しく押さえるようにして水気を吸わせるのがポイントです。ドライヤーは頭皮から15〜20cm程度離し、一か所に熱風を当て続けないように動かしながら使いましょう。乾燥が気になる場合は、洗髪後に頭皮用の保湿ローションを取り入れることもおすすめです。
生活習慣で意識すること

頭皮トラブルは、シャンプー方法だけでなく、食事や睡眠といった生活習慣とも深く関わっています。内側から頭皮の環境を整えることも、フケ改善の大切な一歩になります。無理せず続けられることから、少しずつ意識してみましょう。
頭皮環境を整えるために栄養を摂る
頭皮の健康には、ビタミンB群や亜鉛、良質なたんぱく質などの栄養素が関わっています。妊娠中はつわりや食欲の変化で偏りがちになることもありますが、できる範囲でバランスの良い食事を心がけてみましょう。納豆や卵、緑黄色野菜などを取り入れることが、頭皮の状態を整えるための助けになることがあります。
質の良い睡眠でターンオーバーを整える
頭皮の細胞も、眠っている間に修復・再生されています。睡眠が不足するとターンオーバーが乱れ、フケが増えやすくなることがあるでしょう。妊娠中はお腹が大きくなったり、足がつったりと、ぐっすり眠れない夜もあるかもしれません。抱き枕を活用したり、就寝前に軽くストレッチしたりと、自分なりのリラックス法で少しでも睡眠の質を高めてみてください。
改善しないときの対処法

生活習慣を整えても頭皮のフケやかゆみがなかなか落ち着かない場合もあります。そんなときは、一人で抱え込まずに専門家のサポートを借りることが大切な選択肢になります。
こんな症状は皮膚科へ相談を
フケに加えて、頭皮に赤みや湿疹、強いかゆみが数日以上続く場合は、脂漏性皮膚炎などの皮膚トラブルが関係していることもあります。こうした症状は、生活習慣の見直しだけでは改善が難しい場合もあります。
また、市販のシャンプーや薬には、妊娠中は使用を控えた方がよい成分が含まれていることもあるため、自己判断でのケアは無理のない範囲で慎重に行いましょう。
気になる症状があるときは、無理をせず、早めに皮膚科で相談してみてくださいね。
ひとりで悩まず専門家を頼って
頭皮のことだけでなく、妊娠中の体や心の変化に戸惑いを感じたときは、ひとりで抱え込まないことが大切です。かかりつけの産婦人科医に「最近頭皮が気になっていて…」と話すだけでも、専門家につないでもらえることがあります。完璧に自分でケアしようとしなくていいのです。頼ることは弱さではなく、自分と赤ちゃんを守る大切な行動のひとつになります。
まとめ
妊娠中のフケは、体が大きく変化していることのひとつのサインです。自分の管理が悪いせいだと責める必要はありません。多くの場合、出産後にホルモンバランスが安定していくにつれて、頭皮の状態も少しずつ落ち着いていくでしょう。あくまで一時的な変化として、焦らず自分のペースで向き合ってみてください。
m.i(ミィ)は、妊娠・産後というゆらぎやすい時期を過ごすあなたにそっと寄り添いたいと考えています。できることから少しずつ、自分のペースで。完璧を求めなくても大丈夫です。あなたと赤ちゃんにとって、心地よい毎日が続きますように。

