Vol.15

妊娠中に髪がパサパサする原因と対策|ケア方法とアイテム【研究チーム監修】

  • 2025.8.22
  • m.i journal vol.15
  • コラム

妊娠中、髪が急にパサついてまとまらない…そんな変化に戸惑っていませんか?ホルモンや栄養のバランスがゆらぎやすいこの時期は、髪も心もとてもデリケート。この記事では、妊婦さんに多い髪の乾燥の原因と、毎日のケアでしっとり艶髪を保つための方法とおすすめアイテムをご紹介します。

妊娠中に髪がパサパサになる原因とは?

妊娠中は心と体の変化が大きく、髪の状態にも影響が現れやすくなります。 特に「髪のパサつき」は、多くの妊婦さんが経験する悩みの一つです。 ここでは、その主な原因をわかりやすく整理しながら解説していきます。

栄養不足による影響

妊娠中は、赤ちゃんの発育を優先して体内の栄養が使われるため、 これまで通りの食事では、髪や肌に必要な栄養が不足することがあります。 髪の主成分であるたんぱく質や、毛根の働きを支える亜鉛やビタミン類が不足すると、 髪にツヤがなくなったり、乾燥してパサつきを感じやすくなります。

つわりや体調不良による食生活の乱れ

妊娠初期につわりがあると、食べられるものが限られてしまったり、 食事量が減ってしまうことがあります。 この影響で、必要な栄養素が十分に摂れなくなり、 結果として髪のうるおいやハリが失われやすくなります。

皮脂分泌の低下

妊娠によって女性ホルモンのバランスが変化すると、 頭皮の皮脂分泌が減少することがあります。 皮脂は髪の表面を守り、うるおいを保つ役割がありますが、 分泌が減ることで髪表面が乾きやすくなり、パサつきが目立つようになります。

睡眠不足・ストレス

妊娠中は体の変化に加え、生活のリズムが乱れやすくなります。 寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなることで、 体全体の回復が追いつかず、髪の健康にも影響を及ぼすことがあります。 また、ストレスが続くと血行が悪くなり、頭皮や毛根への栄養が届きにくくなります。

頭皮環境の悪化(血行不良・皮脂詰まり)

血行不良が続くと、髪を育てる毛根へ酸素や栄養が行き届かなくなります。 また、洗浄力の強すぎるシャンプーや整髪料の蓄積によって皮脂が詰まり、 頭皮の環境が悪化することもあります。 こうした状態が続くと、髪が細くなったり、パサつきや抜け毛が増えることがあります。

産前~産後のパサパサ髪への対策【研究チーム監修

*タカラベルモント株式会社 化粧品研究開発部

妊娠中の髪のパサつきには、体の内側と外側の両面からのケアが欠かせません。この記事では、m.i(ミィ)研究チームの監修のもと、日々の暮らしの中で無理なく取り入れられるケア方法を中心に、髪と頭皮の状態を整える具体的なポイントを紹介します。

髪と頭皮に必要な栄養素を補う

妊娠中は赤ちゃんの成長が優先されるため、母体の栄養が不足しやすくなります。髪の主成分であるたんぱく質をはじめ、ビタミンA・C・Eなどの栄養素は頭皮の状態や血流にも関わるため、食事からしっかり摂ることが大切です。加えて、亜鉛や鉄などのミネラルも、髪のツヤやハリを保つ上で重要な役割を担っています。つわりなどで食事が偏りがちな時期は、無理のない範囲で栄養バランスを意識してみてください。

頭皮と髪にやさしいシャンプーを選ぶ

妊娠中はホルモンバランスの変化や体調のゆらぎによって、肌や頭皮がこれまで以上に敏感になることがあります。普段は気にならなかった成分で刺激を感じたり、急に髪の洗い心地が合わなくなったりするケースも少なくありません。そのため、毎日使うシャンプーこそ、肌あたりや成分のやさしさに目を向けて選ぶことが大切です。

洗浄成分はアミノ酸系など、頭皮のうるおいを奪いにくい処方を選ぶのがおすすめです。泡立ちが穏やかで泡切れのよいものは、使っていてストレスが少なく、すすぎ残しも防ぎやすくなります。また、つわりがある時期は香りに敏感になることもあるため、無香料や天然精油による自然な香りのものを選ぶと不快感が出にくくなります。

保湿重視のトリートメント・オイルで集中ケア

髪のパサつきが気になるときは、保湿と補修の両方を意識したケアが欠かせません。シアバターやホホバオイルなどのうるおい成分は、髪の水分蒸発を防ぎ、指通りのよいまとまりをもたらします。コラーゲン誘導体などの補修成分も、髪の内部に働きかけてくれるため、内側からしっとりとした質感へ導いてくれます。週に1〜2回のスペシャルケアを取り入れることで、髪の状態を安定させやすくなります。

髪の潤いを保つための生活習慣の見直し

髪の美しさを保つには、睡眠やストレス管理といった生活のリズムも深く関わっています。特に夜10時から深夜2時の間は、成長ホルモンが活発に働く時間帯とされており、この時間にしっかりと休息をとることで、頭皮の代謝や髪の生成がサポートされやすくなります。また、音楽や読書、軽いストレッチなど、自分がリラックスできる時間を意識して確保することも、心と体のバランスを整える上で効果的です。

パサつき軽減のための髪型チェンジ

パサつきがひどくまとまりにくいときは、思い切って髪型を変えるのも一つの方法です。枝毛や切れ毛が気になる毛先を整えるだけでも、手触りや見た目の印象が変わることがあります。ショートやボブなど、乾かしやすく扱いやすいスタイルにすることで、お手入れの負担も軽減されます。特に産後は忙しくなる時期でもあるため、今のうちに髪型を見直しておくと、後々も快適に過ごしやすくなります。

髪をいたわるアウトバスケアの取り入れ方

お風呂上がりの髪はとてもデリケートで、水分が抜けやすい状態です。タオルドライの後に、洗い流さないトリートメントやヘアミルク/ヘアオイルなどをなじませておくことで、しっとり感をキープしやすくなります。ドライヤーを使う際は、根元から毛先に向かって風を当てることで、広がりを抑えながら乾かせます。風量や距離にも気をつけて、熱を当てすぎないようにしましょう。

頭皮環境を整えるスカルプケアも忘れずに

髪の根元を支えているのは頭皮です。乾燥や血行不良などで頭皮環境が乱れると、髪の質にも影響が出やすくなります。入浴中に指の腹で円を描くようにマッサージすることで、血の巡りを促し、栄養が届きやすくなります。さらに、頭皮用のローションや保湿アイテムを使えば、かゆみや乾燥を感じにくい状態を保ちやすくなります。無理なくできる範囲で、日々のケアに取り入れてみてください。

ママの髪と頭皮に配慮したヘアケアアイテム

敏感な頭皮と髪をやさしく洗うヘアケア

毎日の洗髪は、髪や頭皮を健やかに保つ上で欠かせないステップです。ママは肌が敏感になりやすいため、使用感や成分にこだわったアイテムを選ぶことが大切です。

髪のパサつきを防ぐ保湿・補修成分*1~3

髪の乾燥が気になるときは、髪表面のコーティングだけでなく、内部にもうるおいを届ける成分を選ぶことが大切です。m.iチェリッシュマムシリーズに配合されている保湿・補修成分には、それぞれ役割があります。

(*1)ホホバオイル(ホホバ種子油・補修成分)は、髪や頭皮に近い性質を持ち、うるおいを保ちながらしなやかな手触りへ導きます。べたつきが少なく、乾燥しやすい季節や産前産後などの敏感な時期にも使いやすいと言われています。
(*2)シアバター(シア脂・保湿成分)は、乾燥を防ぎながら髪の表面をコートし、パサつきを抑えてまとまりのある髪に整えます。なめらかな質感を実感しやすく、毛先の広がりが気になる方にもおすすめです。

(*3)
3種のヒト型セラミド(セラミドAP、NG、NP・保湿成分)は、うるおいを与えることで髪と頭皮のバリア機能をサポートする成分です。外的刺激から守りながら、うるおいを留める働きがあります。

これらの成分がバランスよく含まれていることで、髪に自然なツヤとハリが生まれ、使い続けるうちにまとまりの変化を感じやすくなります。

お風呂上がりに取り入れたいアウトバスケアの方法

髪を洗った後のケアは、パサつきや広がりを防ぐために欠かせないポイントです。特に濡れた状態の髪はデリケートなため、摩擦や熱のダメージを受けやすくなっています。

まずタオルドライは、ゴシゴシこするのではなく、優しく包むように水分を取るのが基本です。そのあと、洗い流さないトリートメントを毛先中心になじませることで、水分の蒸発を防ぎ、しっとり感を長く保てます。

ドライヤーは、根元から毛先に向かって風を当てるように使いましょう。髪のキューティクルが閉じやすくなり、広がりや乾燥を抑えやすくなります。風量は中程度に設定し、ドライヤーとの距離を10cm以上キープすると安心です。時間に余裕があるときは、手ぐしで毛流れを整えながら乾かすと、さらにまとまりが出やすくなります。仕上げに冷風をあてることで、ツヤ感が引き立ちやすくなります。

入院や旅行にも活躍するミニサイズセット「m.i ボックス」

m.iのヘアケア商品には、シャンプー・トリートメント・ボディソープの3アイテムが一つにまとまった、持ち運びやすいボックスがあります。通常サイズと同じこだわりの処方や香りはそのままに、コンパクトで使いやすいサイズ感に仕上げられています。

出産前後の入院準備や、数日間の旅行時など、荷物を最小限にしたいシーンにもぴったりです。ボトル仕様で扱いやすく、慣れたケアをそのまま続けたい方にとって心強いアイテムです。自分用としてはもちろん、ギフトとしても選ばれています。

妊娠中は肌トラブルも同時に起こりやすい

妊娠中はホルモンの変化や体調のゆらぎにより、髪だけでなく肌の状態も不安定になりやすくなります。特に乾燥やバリア機能の低下は、髪と肌の両方に影響を与えることがあるため、トータルケアの視点が大切です。

肌と髪の乾燥は同時に進むことが多い

髪がパサつくとき、同時に肌のつっぱりや粉ふきなどの乾燥サインが現れていることも少なくありません。これは、体内の水分保持力がゆらぎやすくなる妊娠期ならではの変化といえます。髪だけに注目するのではなく、肌の状態にも目を向けることで、より快適なケアにつながります。

妊娠中におすすめの全身保湿ケア

肌が敏感になりやすい時期は、刺激をできるだけ抑えながら、しっかりとうるおいを届ける保湿ケアを選ぶことが大切です。ボディソープは、やさしく洗えて保湿成分が含まれているタイプを選ぶと、肌に必要なうるおいを守りながら洗うことができます。毎日の入浴で肌を清潔に保ちつつ、乾燥を防ぐ工夫ができると安心です。

また、入浴後は水分が失われやすくなるため、低刺激の保湿クリームやオイルで肌を整えると、しなやかさを保ちやすくなります。無理のない範囲で続けられるケアを取り入れることで、健やかな肌を育んでいくことができます。

妊娠中の髪のパサつきは、決してめずらしいことではありません。体のリズムが変わるこの時期は、肌も髪も敏感になりやすく、これまで気にならなかったことが気がかりになることもあります。そうした変化に目を向けられたことは、自分を大切にするきっかけの一つかもしれません。

無理に解決しようとせず、少しずつ、できることから始めてみてください。いつものシャンプーを見直したり、乾かし方をゆるめたり。そうした小さな選択の積み重ねが、髪だけでなく気持ちまで整えてくれることもあります。やさしさを大切にしたいとき、m.i(ミィ)が、肌や髪のゆらぎにそっと寄り添う存在であれたらうれしく思います。